紫外線対策は1年中必要です、と言われるようになりました。
冬場でも対策は必要なのでしょうか。

下のグラフは2023年の気象庁のデータ「日最大UVインデックス(観測値)の年間推移グラフ」です。
グラフによると、2月〜11月までの間はほとんどの日で紫外線が中程度以上降り注いでいることがわかります。

また日やけ止めは紫外線のみならず、花粉などの大気中微粒子からもお肌を守ります。
そのため、1年を通じて日やけ止めを毎日の習慣にすることをお勧めします。

今回は紫外線対策の特集です。




1.紫外線は肌に悪いの?

紫外線に当たることで、シミしわたるみが現れることはご存知の方も多いと思います。
その他にも紫外線はニキビ毛穴トラブル肌荒れの悪化、皮膚がんの発生にも関係していることがわかっています。

紫外線はお天気による強弱などはあるものの、日中は1年を通して降り注いでいます。

紫外線によって肌が老化することを、年齢による老化と区別して【光老化】と呼びます。
この光老化は、紫外線対策によって防ぐことができます。
また、肌荒れやニキビができやすい方も紫外線対策をすることで改善される可能性があります。

お肌を健康に保つ為、気づいた日から紫外線対策をはじめることをおすすめします。


2.適度な日やけは体に良い、というのはウソ?


確かに紫外線に当たることでビタミンDが作られ、骨を強くすることができます。
しかし長年、紫外線に当たり続けることの皮膚への害という大きなリスクもあるのが事実です。

実は、ビタミンDは紫外線からだけでなく食品やサプリメントからも摂取することができます。
通常の食事のみで十分なビタミンDを摂取することは難しいという方は、
ビタミンD強化食品を積極的に利用すると良いでしょう。

日本の食事摂取基準では、日光に適度に当たることを加味して、ビタミンDの摂取目標量を
多くの年代で8.5μgに設定しています。
一方、アメリカ・カナダの食事摂取基準では日光を計算に入れておらず、1日15μgとなっています。
この量を目安にすると良いでしょう。


3.日やけ対策に最適な日やけ止め


紫外線対策には次のような方法があります。

A.日中10時から14時の紫外線の強い時間帯の外出を防ぐ
B.日陰を選ぶ、日傘を使う
C.日焼け対策ができる衣類(帽子、長袖)で肌を守る
D.日やけ止めを塗る


どれか一つではなく、AからD全てを可能な限り取り入れていくことが大切です。
実は帽子や日傘を使ったり日陰にいても、地面からの照り返し空中で散乱している紫外線を防ぐことはできないのです。
例えばアスファルトは、直射日光の約10%を跳ね返します。

このようなうっかり日やけを確実に防ぐためにも、肌を露出する部分には、朝のお出かけ前に日やけ止めを塗りましょう。


4.あなたに合った日やけ止めとは?

何を重視するかで、選ぶべき日やけ止めが変わってきます。
あなたの仕上がりテクスチャーのお好み、ライフスタイルお肌状態に合った日やけ止めを選びましょう。
アイテム選びの参考にしてくださいね。


\SPFとPA、耐水性表示で選ぶ/

                             図は日本化粧品工業会ホームページより

SPFは主にシミの原因となる紫外線B波の、PA値は主にしわやたるみの原因となる紫外線A波を防ぐ基準です。
日常の軽いレジャー程度ではSPF30 PA+++の防御力があれば十分といえます。
また、マリンスポーツなどのレジャーシーンや汗を多くかく場面では日やけ止めが流れてしまうことがありますので、耐水性表示がある日やけ止めをお勧めします。


\ケミカルかノンケミカルか/
紫外線防止成分には、紫外線吸収剤紫外線散乱剤の二種類があります。
紫外線吸収剤は紫外線が当たると吸収されて熱エネルギーに変換されて肌を守ります。
一方紫外線散乱剤は紫外線が当たると跳ね返すことで肌を守ります。
この散乱剤だけでできていて紫外線吸収剤を含まない日やけ止めを「ノンケミカル」と呼ぶことがあります。
まれに吸収剤は皮膚への刺激を感じる方がいらっしゃるため、ノンケミカルは敏感肌向けのアイテムに採用されることが多いのです。
しかしながらノンケミカル製品の使用により、人によってはお肌の乾燥感がおこることもありますので、ご自身の肌に合っているかテストしてから使うことをお勧めします。
また、ニキビができやすい人には「ノンコメドジェニックテスト済み」と書かれている製品がお勧めです。



\色の違いや香りの有無/
顔色を明るく見せてくれるトーンアップタイプ、ニキビ跡などをカバーしてくれるBBクリームなど、色味の違いで選ぶこともできます。また、香りの有無もお好みで。好きな香りがするものでしたら気持ちも上がりますよね。色味や香りも選ぶ基準として重視したいものです。


\+αの成分で選ぶ/
保湿成分や植物エキスなどを配合した美容液のような日やけ止めもあります。毎日塗るものだから、ご自身のお肌に合ったアイテムを使いましょう。

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